校訓:質実剛健 信条:技術者となる前に人間となれ

2025年

企業ガイダンスが行われました
2025年7月11日 17:52

本学科の特色ある取り組みのひとつに、「デュアルシステム」があります。その一環として、1年生の後期には企業実習が実施されます。後期15週のうち、3週ずつ計5社の企業で現場実習を行うという内容です。

 

この企業実習に先立ち、実習先を選ぶための参考として、7月9日から11日までの3日間にわたり企業ガイダンスが開催されました。県内の協力企業51社にご来校いただき、学生は小グループに分かれて、1社につき15分ずつローテーション形式で説明を受けました。各社の実習内容や業務内容について、担当者から直接お話を伺う貴重な機会となりました。

 

学生たちは、初めて名前を聞く企業も多くある中で、各社の高い技術力や独自の取り組みに感動しながら、実習先の選択に真剣に向き合っていました。将来の就職先が、今回選ぶ企業の中から決まることも多いため、福利厚生や職場環境に関する質問も活発に交わされていました。

魅力的な企業の中から、自分に合った実習先を選び、後期の企業実習に向けて準備を進めていきます。

 

山梨日日新聞様に取り上げていただきました。お近くの紙面(令和7年7月10日(木)15面)をご確認いただければ幸いです。

新聞記事のリンクはこちら(※記事の詳細をご覧になるにはログインが必要です)

寄付受納式
2025年7月7日 18:21

 ヴィジョナリーパワー株式会社様より、教育環境の拡充およびアウトリーチ活動の事業実施費としてご寄付を賜りました。本日、受納式が執り行われ、代表取締役 戸田達昭様より、山梨県教育委員会の荻野教育長へ目録が手渡されました。
 いただいたご寄付は、ソーラーバイシクルレースへの参加をはじめとする多彩な活動や、設備の充実等に活用させていただきます。今後も、県内のモノづくり教育のHUBとして、地域社会の現場で企画・実行できる人材の育成に一層邁進してまいります。

新聞に掲載されました
2025年7月1日 09:48

データサイエンスを活用したミニトマトの栽培に関する取り組みについて、山梨日日新聞様に取り上げていただきました。お近くの紙面(令和7年7月1日 23面)をご確認いただければ幸いです。
新聞記事のリンクはこちら(※記事の詳細をご覧になるにはログインが必要です)

専攻科の授業紹介[8]
2025年6月26日 17:44

専攻科創造工学科2年生の座学「マネジメント工学」の第11週目の授業が行われました。
外部講師(山梨大学)による講義で、ものづくりと経営をつなげて捉え どうすればムダを減らせるかなどを考えつつ、日本や山梨の産業の特徴を理解したり、国際規格(「ISO 9001(品質管理)」や「ISO 14001(環境への配慮)」「EICC(電子業界行動規範)」等)について学んでいく科目です。

 

本日の授業では、QC7つ道具のうちの一つ「管理図」について、統計学的な演習を行いながら理解を深めました。

高校まではひたすら加工する力を重視して学んでいましたが、専攻科ではさらにそれらを一歩引いた視点で捉え、ものを作る仕組みを良くする方法も学んでいます。

専攻科の授業紹介[7]
2025年6月18日 18:26

専攻科創造工学科機械系コース1年生の実習「電子基礎実習Ⅰ」の第10週目の授業が行われました。
 
当科の特徴的なコンセプト「機電融合」のカリキュラムの一つで、これまで機械を学んできた学生が、新たに電子の内容について学び、実践をしていく時間となります。

実習は3つのパートで展開しています。そのうちの1つ「オペアンプ」のパートでは「加算回路」、「減算回路」、「微分回路」、「積分回路」、「マルチバイブレータ」について学びました。
回路図から実際の回路を結線し、オシロスコープに現れる様々な波形に驚きながら、オペアンプの働きを学ぶことができました。

もともとは機械系の学生ですが この機電融合の取り組みにより、(工業高校の実験用程度の回路であれば)すでに回路図だけを見て回路の結線ができるようにまで成長しました。

今後も更なる機電融合の人材をめざし、取り組んでいく所存です。